
新年1月29日(金)、30日(土)、農家民泊で盛り上がる、奈良県明日香村の視察に行って参りました。
早朝よりバスにゆられ、但東から奈良へ。まずは腹ごしらえ、築約170年の酒屋を改装した「ことだま」さんにお邪魔します。
こちらのお食事の主役は、地元産の食材で作られたお料理たち。
ご飯にのせられた「おかず味噌」がとってもいいお味。外から来られたお客さんには、素朴ながら、その「地域の味、食文化」がよくわかると好評です。
農家民泊入村までの時間は、明日香村の観光資源の視察。
こちらは醤油蔵。観光資源?と思われるかもしれませんが、海外のお客さんや日本のかたにとっても、なかなか見ることのできない、立派な資源なのです。
但東でいえば「どぶろくづくり」なんかも、立派な観光資源ですね。
そして一行は観光資源の視察を終え、明日香村農家民泊へ向かいます。
視察ということで、入村式スタイルでお出迎えしていただきます。
受入家庭のみなさん、お名前のプラカード、下にはローマ字表記。農家民泊の先進地、さらに外国からのお客さんも積極的に受け入れられている明日香村スタイル。勉強になります。
海外からのお客さんの受け入れについては、
「日本に関心のある外国人は、みな熱心。」
「言葉の問題は気にならない。」
さらに
「家が国際的になるので、子育て中の幼児にとって環境が良い。」
と言った声も。
夕食には、ご当地明日香の郷土料理「牛乳鍋」が。
普通のお鍋に牛乳が入るのですが、「飛鳥時代に唐から来た僧侶が、寒さをしのぐためにヤギの乳で鍋料理を作ったのが始まりとされる」といった歴史ある明日香村の名物。
ふつうに食べられている郷土料理ですが、外からのお客さんには未知の味。手間もかからず、食卓にはコミュニケーションも生まれるのです。
こういったお料理、但東にもいっぱいあるはずです。
翌朝、朝食をいただいたあとには、さらなる視察開始。
ただいま放送中のNHK朝ドラ「あさが来た」で有名になった、今井町。
観光施設、農家レストランの視察を終え、但東への帰路へつきました。
但東に戻り、今回の視察を振り返る・・・
お世話になった農家民泊のかたとの記念撮影。
楽しかった思い出と、この写真は、宝物です。
泊まる人も、泊める人も楽しい「農家民泊」という旅のスタイル。
今回視察することのできた喜びを、ぜひみなさんにお伝えしたいです。
●奈良県明日香村 視察旅行
日時 平成28年1月29日(金)、30日(土)
●関連エントリー
・「第1回 つどい元気いち『お宅の保存食』見せてください 開催」
・「智頭町で学ぶ農家民泊最新事例『視察旅行』開催」
・「『郷土の食文化』へ高まる関心 第3回 つどい元気いち」
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